TREATの来日公演から1週間が過ぎました。
来日公演が終わった後、気持ちが高揚していて冷静にレポが書ける状態ではなかったのですが、ようやく落ち着いてきたような気がするので今回の来日公演のレポ(というかほぼ覚え書きになってます)を書いていきたいと思います。 3日間連続だったので、間違いがあったり取りこぼしがあるかもしれませんがご容赦くださいね。 (セットリストは前の記事に掲載したので、こちらでは省略します)
3公演まとめて書こうかなと思ったのですが、思ったより長くなってしまいました。 各公演ごとに更新します。まずは初日の東京公演から!
【10/4 東京公演:渋谷クラブクアトロ】

お客さんの入りは東京が一番多かったとのことです。 オープニングから一気に盛り上がりました。 ショーが始まってすぐに会場のお客さんたちの一体感が一気に強まるのがわかりました。 東京のお客さんの盛り上がりはとても安定している気がします。 新曲も皆さん覚えてきたようで、大合唱が途切れることはありませんでした。
「We Own The Night」の後、ロバートがセットリストを飛ばしてしまい、周りのメンバーに指摘されて曲紹介を仕切り直す場面が。(本来は「we own~」の後に「Papertiger」だったのですが、次の「Party All Over」をプレイする前のノリノリのMCをしてしまうというちょっとカッコ悪いパターンに)その「Party All Over」の後、「Rose of Jericho」ではギターテックさんの準備するチューニングが違っており、修正するために何度もギターを交換して対処するものの何度やってもうまくいかず。 アンダースは早くしろと巻きの仕草をテックさんにしたり、ついには手ぶらでダンスしたり、コーラスをしたりという事態になってました。チューニングの問題は次の「Roar」の中盤まで続きましたが、なんとか持ち直し、「Get You On The Run」からアンコールの「World of Promises」まで大いに盛り上がりました!
この、チューニングトラブルがあった場面で特筆すべきは、周りのメンバーの頼もしさでした。 ギターが不在の中メンバー誰もが顔色ひとつ変えることなく、それぞれがただひたすら観客を盛り上げることに徹して、ステージを進めながらトラブルが解消されることを待っていた気がします。この時のジェイミーのパワフルなドラミングはかなり印象に残りました。もちろん他のメンバーのパフォーマンスも! そのため序盤からの盛り上がりは中だるみすることなく盛り上がったまま終盤までステージは進みました。これを見て、ベテランバンドの底力と、メンバーの絆の強さを感じることができました。 とても格好良かったです!ある意味とても貴重なシーンを見ることができたのではないかと思います。
チューニングがことごとく違ってしまった件について後でアンダースに聞いたところ、新しいギターテックさん(とアンダースが言うので…そうなのだと思います)が「Rose of Jericho」と「Roar」のチューニングについての理解が違っていたからだ、と言うことでした。トラブルはその日のうちにすぐ解消したので、その後の公演ではこのようなトラブルになることはありませんでした。
あと、小さなところではポンタスが演奏しながらアンダース側(ステージ右側)に移動してきた際、足が何かに引っかかって危うく転びそうになったけれどなんとか持ち直し、本人が苦笑いしていた、と言うのがありました(笑)
・・・東京公演はこんなところです。 次回は愛知公演のレポです。