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26/4/23
【来日公演レポ】川崎編&おまけ

セットリストについては様々な感想があると思いますが、今回もライブ全体の印象を中心に、川崎公演を振り返ります。
【川崎公演】4月8日 川崎 CLUB CITTA’
川崎という場所は、TREATにとって不思議な縁がある場所に思います。
初来日のステージのひとつも川崎でしたし、25年ぶりの来日公演(Kawasaki Rock City)もクラブチッタ。
そして今回のフェアウェル公演も川崎でした。偶然とはいえ、何度もこの地に戻ってきてくれることに運命的なものを感じます。
クラブチッタは座席ありのスタイルでしたが、会場はソールドアウト。
パトリックにソールドアウトだね、と伝えたら「座席ありだけどね」なんて言ってましたが嬉しそうではありました。
まずVIPチケットのミート&グリートから。
メンバーにわずかにお疲れの表情が見えたような気がしましたが、大阪同様に終始リラックスした雰囲気で行われていました。
個人的に感じたのが、大阪のファンと東京のファンの雰囲気です。両日参加されていた方もいらっしゃるので確かなことは言えませんが、大阪のファンは積極的に話しかける方が多かったのに対し、東京は皆さん少し控えめな印象があり、対照的に感じました。
また、集合写真ではスタッフが撮影の掛け声に大阪でやっていた「トリート!」を使っていたのですが、皆さんイマイチわからなかった様子で、わかっている人だけが小さく声にしていました。
メンバーは集合写真を学校のクラスフォトみたいだね、と言って撮影を楽しんでいましたよ。
大阪の会場はバックドロップがLEDパネルで、曲に合わせて画像が変わるという演出がありましたが、今回のチッタでは『Wild Card』のジャケットが描かれた大きなバックドロップが掲げてありました。
ライブが始まると会場は一気に熱気に包まれ、1曲目からシンガロングで会場に一体感が生まれていました。背後から唸るような大合唱が聞こえていたので、メンバーの元にもしっかり届いていたと思います。
スタートからジェイミーの気合いも凄まじく、フルパワーで演奏する姿は圧倒的な存在感を放っていました。
また、ロバートも絶好調。オーディエンスとのアイコンタクトも多く、ファンとの繋がりを心から楽しんでいる様子が伺えました。カンペは相変わらずありましたが(OUT WITH A BANGが苦手?)、年齢を全く感じさせない歌声とステージングが素晴らしかったです。
アンダースのワイヤレスについても川崎では問題なく機能しており、ソロも大阪での経験を踏まえてか、非常に落ち着いたプレイでした。
まるでオーディエンスと対話するように、ソロを演奏する姿が印象的でした。
(セットリスト) Intro
01 ONE MINUTE TO BREATHE
02 PAPERTIGER
03 1985
04 READY FOR THE TAKING
05 HOME OF BRAVE
06 SKIES OF MONGOLIA
07 REV IT UP
08 LOVESTROKE
09 GUITAR GARY
10 SOLE SURVIVOR
11 FREUDIAN SLIP
12 WE OWN THE NIGHT
13 CHANGES
14 SCRATCH AND BITE
15 ROAR
16 NONSTOP MADNESS
17 GET YOU ON THE RUN
18 CONSPIRACY
19 OUT WITH A BANG
20 WORLD OF PROMISES
<おまけ> 来日公演グッズはバンドからの持ち込みはなく、全て日本公演オリジナルのものでした。 最新作の『THE WILDCARD』のデザインだけでなく、『Coup de Grace』や『Organized Crime』のTシャツもあり、全デザインを購入される方も多く見られました。
開場後の場内BGMですが、今回は全編TREATの楽曲が流されていました。
これがバンドによる選曲なのか、スタッフの選曲だったのかはわかりませんが、客席からは「これからの予習になるね」という人と、「これから本番で聴くから、今はやめてほしい」という人とで反応が真っ二つに分かれていたのが印象的でした。
両公演とも、アンダースが「36年前にも来た人はいる?」と問いかけ、多くの手が挙がる光景に驚く場面がありました。
大阪では、フェアウェルを悲しんで泣いている女性ファンを見てメンバーが戸惑う姿もありましたが、後にアンダースは「それを見て自分もグッと来ちゃったよ」とこぼしていました。
川崎でも、男女問わず涙を流すファンの姿がメンバーの目にはしっかり届いていたようです。
こんなに楽しくて素晴らしいライブが最後だなんて、名残惜しさは尽きません。
バンドは解散というわけではなく、ヨーロッパではまだツアーなどは行われます。
先日フェアウェル公演をしましたが、また来日するナイトレンジャーの例もありますし、未来は何が起こるかわからないので……もしかしたら、またふらりと日本に戻ってきてくれる日があるかもしれません。
そんな小さな期待を胸に、今回のレポートを締めくくりたいと思います。