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26/7/13
Metal-Rules.com にAndersのインタビューが掲載
カナダの老舗メタルメディア「Metal-Rules.com」に、Marko Syrjala氏によるAndersのインタビューが掲載されています。Time To Rock Festival 2026の会場で行われたものとのことです。
いくつかのトピックに分けて丁寧に語られた、内容の濃いロングインタビューになっています。 トピックは大きく分けて7つありました。
その中から、日本のファンの皆さんも知りたいであろう内容に関して、いくつかピックアップしてお伝えします。(ピックアップだけでもかなりの量になりました)
詳細についてはリンク先をご覧いただくことをぜひお勧めします。
これで最後なのか? 今年の多くのフェスティバルで「フェアウェル・ツアー」「最後のチャンス」と宣伝されていることは認めつつも、バンドとして「これが最後」と明言したことは一度もないとAndersは語ります。
たとえ今この場で「はい、最後です」と答えたとしても、この先気が変わることもあると本人は言います。
その例として挙げられたのが、2010年に解散を示唆していたにもかかわらず、16年経った今も現役で活動を続けているScorpionsの存在です。
続けるかどうかは結局モチベーション次第。その証拠に、来年のショーもすでにいくつかブッキングされているとのことです。
ワイルドカードはバンドのラストアルバムとなるのか
この質問について、Anders自身もはっきりとは断言していません。
ライブ活動自体は今後も続けていく意向を明言しつつも、次のTREATのアルバムについて考えるよりも先に取り組みたい他の案件があるとのこと。Erik Grönwallのソロ作品への参加や、まだ詳細を明かせない別のプロジェクトなどがあり、今はTREATとしての新作制作に集中する段階ではないと語っています。
「The Wild Card」の出来については、非常に満足しているとのこと。仮にこれが最後のアルバムになったとしても、それを誇りに思えるほどの出来栄えだと言います。実際、どの作品も全力で作り上げてきたからこそ、これまでのアルバムすべてに、それぞれ違った理由で誇りを持っているとも語っていました。
MTVのミュージックビデオと解散、そして再結成について
80年代、Treatの「World of Promises」のミュージックビデオは、MTVでもヘビーローテーションされていました。当時はまだ監督主導で映像のコンセプトが決められることが多く、この曲のビデオについても、アンダース自身「コンセプトには正直確信が持てなかった」と振り返っています。それでも、最終的には曲そのものの力がビデオを支えてくれた、と語っていました。
90年代に入るとグランジ・ムーブメントをはじめ音楽シーン全体が大きく変化し、その波に加えRobertの脱退、Matsの加入などを経て、TREATは一度活動を休止することになりました。
12年後の2006年に再結成し、2010年にはAnders自らプロデュースを手がけた「Coup de Grace」をリリース。この作品は高く評価されることになり、彼自身にとっても「バンドにとっての岐路だった」と振り返っています。以降、生み出された5枚のアルバムについても、80年代の作品群にも劣らない、あるいはそれ以上の出来だと自負しているそうです。
バンドのハイライト、初期の頃、そしてAndersが影響を受けたもの
40年以上にわたるTREATの歴史の中で、特に印象に残っている瞬間を3つ挙げるとしたら、というAndersの回答は以下の通りでした。
1990年、初めての日本でのヘッドラインツアーが大成功だったこと
「Coup de Grace」のリリース
「Scratch and Bite」が出た時、初めてラジオでヒットした瞬間 (バラード「We Are One」がラジオチャートで19位から3位まで急上昇し、バンドとしての自信につながった出来事)
TREAT結成以前、AndersとRobertは、同じ通りで育った幼馴染として、スウェーデン語で歌う別のバンド「The Boys」を組んでいました。しかし、当時の流行に迎合しすぎたポップな路線に違和感を覚え、「自分たちが聴きたい音楽をやろう」と、そのバンドを終わらせてTreatを結成したそうです。
音楽的なルーツについては、Van HalenやUFOをはじめ、Michael SchenkerやEddie Van Halen、そしてKISSから大きな影響を受けたと語っています。KISSについては、11歳の時にGröna Lundで見たライブが最初の体験の一つだったそうで、同じ年に見たAlice CooperやQueenのライブも、今でも印象深い思い出として挙げています。
ちなみに、インタビューの最後で「無人島に3枚のアルバムを持っていくなら?」と聞かれたAnders。
挙げたのはSweetの『Sweet Fanny Adams』、Van Halenの1stアルバム、そしてDef Leppardの『Pyromania』の3枚。KISSなら『Destroyer』が一番好きなんだそうです。
このところAndersのインタビューが掲載されることが多いですが、今回のものはボリュームたっぷりで、かなり読み応えのある内容でした。
あちこちで使われている「フェアウェル」という言葉ですが、今回の内容を見る限り、これが本当に最後になる可能性は低そうです。
最終的にどうなるかは本人たちのみぞ知るところですが、少なくとも来年のショーもすでにブッキングされているとのことなので、今年で終わりということではなさそうです。
現時点でわかっていることはこれだけですが、今後の続報も、引き続きお伝えできればと思います。
インタビュー全文はこちら↓